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箱庭傀儡-ハコニワダミィ-

こんにちは,壱といいます..狭い処ですが、どうぞごゆるりと‥‥

療養日記(パニック発作になりました)

久々に書く内容が毎回こんなんでアレですが()
備忘録として書いておきます

題名の通り、パニック発作を起こしました
人生初初体験…あーこういう感じなのかぁと思い知りました
ことの始まりは、自宅でブチ切れてしまったこと
不登校気味の娘に怒鳴り散らし、獣のような叫び声をあげ、文字通り発狂しました
娘は訳もわからず怒鳴られ、のんびり入浴中だった下の子は慌てて風呂から上がって義母にSOS
翌日、義母に運転してもらっていつもの精神科を受診
薬をもらって何とか落ち着いた……と思ったら
何日間か眠れない日が続いていて、ろくにご飯も食べれず、このまま過ごしていたら死んじゃう!!!!!!!!!!と唐突に思ってしまった
これがパニック発作でした
旦那に来てもらって「死んじゃう、どうしよう」と訴え、「大丈夫だから」と宥める旦那
それでも思考は止まらなくて、救急に連れてってもらいました
救急の先生は精神科医ではないからこんなことで病院かかっても…という気持ちもありましたが、土日を挟んでいたからいつもの病院にかかるまでの時間がとにかく不安で仕方なく、今すぐどうにかして欲しい!!!という思いで受診
結果、いわゆるパニック発作というものですね、と
救急のお医者さんは、「眠れなくても絶対死なないから大丈夫」と言ってくれました
そこで少し落ち着いて、今回だけ特別に…とお薬も処方してくれました

週明け、旦那に休みを取ってもらっていつもの精神科へ
前の週にかかったばかりなのに…と申し訳なく思いつつも、パニック発作になりましたとお話
旦那も一緒に話を聞いてくれて、「慣れてるから大丈夫す」と、わりとあっけらかんとしていた
頭を落ち着かせる薬を追加で処方してもらいました

ここから、私の「お休み」が始まりました
一番困るのは、私が家事をろくにできない状態であること
朝、子供達にご飯を作ることも出来なくなり、今は義母がうちに出入りして家事をやってくれています
薬の副作用でほぼ眠気があり、ふらつきもあるので、長距離の車の運転は出来ない
頭が上手く働いていないから献立を考えるのも食材の買い出しに行くのも今の私では結構難しいこと
子供達は毎週末実家にお泊まり
上の子はナイーブなところがあるので(私も笑)、時々LINEでおしゃべり
くだらないLINEのやり取りが心の支えになっています
下の子は案外図太いから元気溌剌…だけど帰ってきた時は必ずハグしてくれる優しい子です

私の母は躁鬱で、そんな親の姿を見るのは辛かった
だから、子供にそんな姿を見せるのは嫌だと思ってた
それは叶わなかったけど、焦らず、少しずつ元気になっていこうと思います
上の子も「みんなで少しずつやっていこうね」と励まされました

上の子は上の子でねー、また別な問題もあって母は心配事だらけなんだけど
まずは家族と薬の力を借りて、もう少しお休みします

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続・精神科受診日記

二度目の受診行ってきました
今、結構健やかな気持ちです
主治医(になるのかな)からとても有益なお話を聞けたので、ここに残しておくことにします



まず、診察室に入る前に盛大に椅子に躓き、主治医に心配される()
何故か謝罪をされ、いやー自分の不注意なんでーあははーと笑う私

さて、前回はこうこうこうでこう思っていてこういうことで困ってるって話だったよねーと軽くおさらい、薬を飲んでみて効果はどうかという確認
薬の効果は実はいまいちわからなく、でも前よりは出勤前に心臓バクバクしなくなったなーとは感じているところ
今のお薬は依存症も少なく離脱症状もほぼほぼ無いということで、必要ないと思ったら自己判断で止めても大丈夫なものだそう
ただ、保管しておいてまたいざという時に飲んでもOKだって
精神科の薬は依存性が結構大変だと聞きますからね・・・

で、「私に発達の気があるか」という話のお医者さんの見解
「全然その可能性はない。ギリ健でもない」と、笑顔で答えてくれました

発達障害となると、もっと複雑で歪だと仰ってました

精神科の先生にHSPの話をするのも気が引けたけど、その辺も思い切って質問
「そんなもん何のあてにもなんないよー信じても無駄だよー」とかそういうのは一切なく、HSPという言葉は勿論知っているが、それはそれで生きづらさはあると思う、と
だけど、私は何かあって勝手に傷付いたらいつも「どうせ私HSPだし。豆腐メンタルだし」と開き直っていたが、「生まれ持ったものだからそういう気質があるということはなかなか変えられるものではないが、開き直りとかそういう使い方じゃなく、自分を守る手段として使っていって欲しい」とのことでした

あと、メンタルぐちゃぐちゃの時に走り書きしたメモを持って行ったのですが、それを見て私は「よく考えている人」と
確かにめっちゃ色んなこと考えてるよ、いかがわしいことも毎日たくさん考えてる()
だけど、思考のスパイラルが下に向かってぐるぐるしがちだから、そういう時は思考停止した方が良い、と
ほんとね、これはやめたいし自分にとって永遠のテーマだし、訓練していったらネガティブ思考もコントロール出来るようになるって
そういうのは癖みたいなもんで、減らしていけば自分のガードが上手くなるよと云ってくれました

そしてお医者さんは「これ、貰っても良い?」と、走り書きメモを私のカルテにいそいそと挟み()、「これからも宜しくお願いします」と仰ってました

いやーほんの十数分の診察だったけどとっても有意義な時間だった
疑問も解消されたし、先生の話とか例えがわかりやすかったし
あの先生、f分の一/ゆらぎあるんじゃないかな・・・なんか落ち着く声や態度がとっても心地良かった
この日、先生は可愛いTシャツ着てらしてました♥

次の受診は薬がなくなる頃、雪が降ってるかもしれないなー
先生とお話をするために、また行こうと思ってます

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精神科受診日記

受診の前の週、
「あと三回勤務すれば受診できる」と自分を励ましたり
漸く職場の先輩に話せたり
仕事休んじゃうくらいにはキツかったところ
一日の中での感情の起伏がものっそい激しかったり
元々気にしていた、自分が発達障害とかなにかしらあるんではないか?みたいなことも聞きたかったし
折角なので、レポート的に残すことにしました
ちょっとでも誰かの参考になれば嬉しいです



何の因果か、お医者さんは母(ガチ躁鬱 手帳二級 生保)と伯母(多分統合失調症 手帳二級 生保)の主治医
地元ではなかなか有名な精神科医の方で、母が言っていた通り、白衣を着ないお医者さんです
そして、自ら診察室から出てきて自ら患者さんを呼びます

ワーカーさんの聞き取りの後、一時間後くらいにいざ診察・・・・・・
お医者さんとの話は会話文で記載します。思い出し思い出しなので会話が繋がってないところがあるかもしれません・・・

聞き取りのときに母と伯母の話もしていたので、「〇〇さんの娘さんなんですね、初めまして^^」からスタート()

私「大変お世話になっております」

医者「あの姉妹(母と伯母)さんは感情が豊かだよねぇ笑」

私「()」

医「職場にちょっと変な人(圧が強いオバサン。メンタルブレイクの原因は大体圧強めの人)がいるんでしょ?今、身体が悲鳴上げてる状態だから、このまま今の職場で働けるのかが私はちょっと心配ですね。今はまだ何とかなってるんだと思うけど、これがずっと続くときっと病気になってしまうから」

私「(優しい・・・(;_:))今は職場に相談できる人がいるのでまだ大丈夫です」

私「メンタル的に母に似ているところがあると思っています」

医「どの辺が似てると思う?」

私「ヒステリックなところとか感情の起伏がものっそい激しかったりするところとか」

医「うーん、似てはいると思うけど、質が違うよね」

私「(質が違う・・・?)」

医「自分が発達障害かも知れないと思っている?」

私「はい」

医「それは大人になってからなるものじゃないから、例えば子供の頃を振り返ってみて何か発達障害なんじゃないかと自覚するようなことはありますか?」

私「人付き合いが苦手なとことか(例えも話しました)」

医「それは誰にでもあることなんじゃないかな?」

私「(・・・・・・?そうかもしれない)」

医「あなたが大好きな人があなたに失礼なことしたりってことがあったら、『嫌い!!!』ってなる?」

私「なりません。私と未だに付き合ってくれてる人達は私のこと好きだから一緒にいてくれてると思ってるので(断固)」

医「でしょ?今のエピソードを聞いた限りは、発達障害という感じはしないかなぁ。薬を飲むのに抵抗ありますか?」

私「やむを得なければ飲みます」

医「今のあなたは頭を休ませる必要があると思います。ちょっと試してみる?」

私「はい」

医「じゃあ薬でちょっと様子見てみましょう。飲んでみて効果がどうか、また話聞かせてください」

私「今日は来れて良かったです。たまたまタイミングがついて・・・今日じゃなかったら予約が11月ってことだったんで・・・」

医「二か月後はしんどいね笑」

私「先ほど先生がおっしゃったように、これ以上この状態が続いてたら病気になってたかもしれないし、仕事も辞めてたと思います」

医「酷くなる前に会えて良かったですよ。今日は来てくれてありがとうね^^」

私「(泣いても良いですか・・・・・・(;_:)」



こんな感じで終了しました

感想としては・・・傾聴が心地良いお医者さんでした
私が言葉に詰まっても待っててくれてって当たり前なんですけどね、患者の話を聞くのがお仕事だし


今回処方されたお薬は、「アメル」という名前のものです
胃薬的に使うことがあるもので、そこまで強い薬ではないです
抗うつ剤にも使われていて、尖った神経を和らげたり、胃の粘膜を修復するので食欲も回復するとか
出勤時にいちいち心臓バクバクしたり、朝の食欲が最悪なので効果が出ると良いなとちょっと期待しています

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4年振りに書こうと思ってみりゃ内容がこれかよ()

多分、4~5年経っている?????
長いこと放置プレイかましてもう更新しないんじゃないかなぁなんて思っていたけど()
今思っていることを吐き出したい


ぶっちゃけ、生きてるの辛い(n年振りn回目)
今回はいよいよ精神科のお世話になる決心をして、今朝電話予約して来週受診をもぎ取った(イエーイ)
正直、今までも受診歴はあるんだけど一回っきりだったの、薬をもらったわけでもないしそれから落ち着いたし
でも、今回はもう知能検査とか性格検査とかしてもらいたい
自分の性格とか傾向とかわかってるつもりなんだけど(先日も性格診断で友人と盛り上がったばっか)、病的な要素もずっと前から自覚してたしいっそ「あなたは〇〇です」ってとどめ刺してほしい
その判断を下すのが、かつて母(双極性障害手帳二級生活保護)や伯母(統合失調症手帳二級生活保護)がお世話になってたってだけで今まで会って話したこともないのにこっちが一方的に知ってるだけの精神科医なら本望です

自覚症状としては、確実にメンヘラであること()
旦那が彼氏だった頃、思い出したら死ねるレベルのメンヘラ発動してるし(よく結婚出来たなマジで)、子供が生まれて少しはオトナになったかなと思えばそうでもなく、未だによくヘラる
子供たちに悪影響及ぼさないようにヘラってるときは「今元気ないから放っといて」と自己申告して近付けさせないようにしてて、それでも最低限飯は作るようにしてる

それと、きっと私はHSP
些細なことが気になるし、大きな音苦手だし、小さなことでいちいち傷付くし
繊細な自分ははっきり言って好きじゃない、寧ろ大嫌い
認めてあげたいけどいちいちヘラって「お前いい加減にしろよ」って毎度思ってる
自分で自分を認めてあげなきゃ詰まるのわかってるんだけど
人生の指標の一つとしてやった性格診断でも「人の役に立ちたいとか思ってんのは良いけど疲れやすいし傷付きやすいから気を付けて」って出て、完璧主義が完全に裏目に出る性格してんなーと軽く落ち込んだりして()

あと、発達障害の気がありそう
マルチタスクが苦手で同時進行が難しい(家事は何とかこなせてる)とか
メモとるけどメモしたこと自体忘れるとか
色んなものに手を出して結局全部中途半端とかとかとか・・・
自己診断だけど思い当たることがいくつかあるから、そこを判断してもらいたい
「苦手なこと」と「出来ないこと」って根本違うし、健常と障害のボーダーラインもそういうとこだと思うから
一応、PSWになりたかった人間なんで精神科領域とか社会福祉の知識はそれなりにあるんだけど、自分の為には全然使えてないのが自分で言うのも何だけど超残念だと思ってる
ヘラる度に、「私は他人の支援をしている場合じゃなかった」と打ちひしがれる
「生きにくさ」を感じるようになって、「もしかしたら自分は健常ではないのでは??」と気付くのは大人になってからのあるあるでもあるし、今更そう言われても多少は驚くかもしれないけど傷つきゃしないわ
いっそ開き直って生きやすくなるかもしれない、いや開き直りも何度もやってきたんだけど結局気が済むまで自責ループに沼ってゆっくり戻ってくる・・・の繰り返しで何とか生きながらえてきただけなんだ
壁に穴空いたら板張って修繕するでしょ、でもそこで終わって満足してるだけだから、根本的なところ直してないから穴空いたら取り敢えず塞いで誤魔化して
継ぎ接ぎだらけなのがわかる
でもそれじゃあかんくて、現状打破したくてもがいてるから、もうそろそろ誰か助けてください

この思いや診断(仮)が生きてく糧になれば・・・

まずは受診の日まで生きることを目標に・・・
今、とても刺さる曲

SOSって、肝心な時に出せなかったりする
今だっ!!!!!

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命名

夕べ、職場のパイセンとゴハンに行きました
とても印象的な話をされたのでここに認め、今後の糧となるようにしたいと思います





私は夏生まれで、先日誕生日を迎えました
父が亡くなってから自分の名前の由来についてふと考え、もしかしたら名前の一部に夏らしい字を宛ててくれたのかな…なんて思ったりしました

ただ、実は存在する兄と姉から漢字の一部を貰い、「いつまでもきょうだい仲良く」という意味が込められている
名付け親が父であることと、その由来については知ってましたが、機能不全家庭で育ち、家族に対して負の感情しか持たなくなってからは「名前負けだと」と思い込んでいました

しかし、パイセンは「負けてはいない、完全に今のあなたを表している」と云ってくれました

私を含め、上のきょうだい全員、種違いです
父が結婚するとき、妻に当たる人には連れ子が二人もいました
でもその子たちも、新しく生まれてくる子供=私も全部自分の家族になる
パイセン曰く、
血が繋がってなくても、その子たちも自分の子として迎えたい
父にはそういう気持ちがあったんじゃないだろうか?
というわけで、「きょうだい仲良く」の部分は後付けで、多分父のエゴ
私は体よくその由来を押し付けられたということです(^o^)

今となっては誰にも真相は知り得ないし、パイセンの云うこと全てが合ってるかどうかもわからないけど、そのことが物凄く自分の中に落ちていきました
そして、長いこと自分の名前の由来に相応しくきょうだい仲良くなんて無理だったよごめんね親父さん…なんて思いは、父が亡くなったことで一緒に空に持っていってしまったから、もう由来に縛られることはない
後付けの部分が綺麗さっぱり失くなったんだから、あとはなりたい自分に向かって進んで行けば良いんじゃないの?
ということでした

因みに
糸のつく名を賜ったのですが、腐っても絹製品()だから若干の高級感を醸し、通気性は良いものの、なんとまぁ解れやすいし、要らんこともすぐ吸収して身体に何かしらの支障を来したり、都合の悪いことはスルーするくせに滞留しやすく、すぐに通気性も悪くなります
でも、繊維が細かいから全てを受け止められるし、色んな色に染まることができるし、かっちりしているようでカジュアル
何より、蚕が紡いだ糸一つ一つがしっかりとしている
正に今のあなただよ、と
パイセンは云ってくれました

漢字一つでここまで掘り下げられるとは思っても見なくて、父もそこまで考えて名付けたわけではなさそうだし()、でも今の自分を的確に如実に表している
そう思えました

絹製品を身に付けておくと良いかもねとアドバイスを貰い、朝っぱらからネサフ(^o^)
生地を仕入れてハンドメイド しても良いかなーなんて

(ほんとはパワーを貰いたいから誕生石のルビーの指輪をずっと旦那に強請ってるけど一向に買ってくれる気配がしない)



父が逝って4年経ちました
子供たちもすくすく成長しています
生きづらさを抱えて生きてきたし今もそうだけど、じゃあ何で生きづらいの?と思ったら多分HSPの傾向が強いんだろうなとか、今の職場にはとても恵まれていて、趣味は疎かになってるけど新しい楽しみを見つけ出せたり、家族や友達との時間をどう過ごそうか考えるのも楽しいし、こんな世の中だからこそ出来ることをやってみようかと思えるし、少しずつ変化があるなーと実感しています

今の職場に就職出来なければパイセンと会うことも、こんな話をすることもなかった
縁というもののパワーを、もう少し信じてみたくなりました

哀しいことばかり目につくけど、何事にも意味があるのだと思いたい

今回得られたことを今度は大好きな友達にも聞いて欲しいので、今夜も夜遊びしてきます(^o^)(^o^)(^o^)

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今年もじゅけんせいです

今年、無事国家試験に合格したのですが、来年また受験することにしました
只今鋭意試験勉強中です
去年から勉強してて思うことが沢山あるので、ここに書き留めておきます



今年受かったのは、社会福祉士国家試験
来年受験するのは、精神保健福祉士国家試験
社会福祉士は結構知られてるかもしれないけど、精神保健福祉士は知らない人の方が多いかも
社会福祉士の時にだいぶお世話になったユー●ャンのテキストも発行されてないし、そもそもテキスト自体が本屋さんに全然置いてないし、そのことを義母に愚痴ったら「精神てちょっとマニアックだもんね~笑」と…(^^;
確かにマニアックというかマイナーな国家資格かもしれません、私もそう思います(真顔)

社会福祉士とは分野が被るところがあるので試験日も被っており、同時受験する人も沢山います
それぞれの専門科目とそれぞれに共通する科目があり、一日目に精神保健福祉士の専門科目→二日目午前に共通科目、午後に社会福祉士の専門科目
精神保健福祉士を受験する人は二日間に渡っての試験になります…が、社会福祉士(または精神保健福祉士)の資格を有する者が精神保健福祉士(または社会福祉士)を受験する場合、共通科目が免除になります

この2つの試験の肝は、件の「共通科目」です
科目数11、範囲もめちゃくちゃ広く、「どの生徒も一番苦手とする教科」として在学中に散々専任講師に脅された「社会保障」という科目が受験生を苦しめます……新カリで追加された更正保護よりも鬼畜です(あくまで主観)

この度社会福祉士を名乗れるようになった私も共通科目が免除となるので、今回の試験勉強は精神的にだいぶ楽です…先にどちらかの試験に受かってからもう一つを受ける、って人も多いんじゃないかな
勿論、「全部一遍に終わらせてやる」という気概がある方も沢山いるでしょうし、私の友人にも一発でどちらも合格した強者が何人かいます
どちらが良いかは個々人で違いますし、人それぞれですね
受験料が値上がりしてるので(同時受験する場合、諭吉さんが3人いなくなりますOTL)、その辺も考慮すべき点……


ドロップアウトした経験のある私が言うのも何ですが、今後社福なり精神なりを受験する人へ、「これだけは絶対譲るな」というポイントをだらだら羅列します
そんなの当たり前じゃん、ってことも書いてるかもしれませんが、それだけ重要だと思って頂ければ……因みに私は子持ちの専業主婦ですが、全く違う環境下の方でも活かせると思います(自信はありませんOTL)


◆過去問を解きまくる
どこのサイトにも必ず書かれてることです
過去問をやらずしての受験はダメ、ゼッタイ
テキストは3年分まとめてるものが多いですが、かなり過去の問題文が丸々出題されることもあります
何年分やるかは個人の自由!そして、間違えた問題はどこをどう間違えたのかを必ずまとめること
何度も間違える問題は特に!

◆まとめノートを作る
「自分の言葉で、簡潔に」まとめるのがおすすめです、キーワードをピックアップすることで頭にも入りやすいです
テキストに書いてあることを一言一句漏らさず全て記載する必要はありません(ただし、条文は除く→違う単語を嵌めてるケースがあるので、冒頭部分につられて誤答する可能性があります)
ながら学習の為に、赤シートを使えるように作ると尚良いです
単語帳が合う人はそちらでも良いと思います(恩師は運転中、信号待ちで単語帳捲ってたそうです\(^o^)/)

◆勉強しない日を作らない
在学中に教師に言われたことで、未だに心に残っています
毎日継続すると吸収率が全然違います
「あーこれどっかで見たなぁ、この前やったなぁ」という感覚が大事かな、と
ここで重要なのは、「一日に何時間も勉強する必要は無い」ということ
自分の集中力と相談しながら、で十分です

◆一緒に勉強する仲間を作る
これも在学中に教師に言われました
社会人になるとなかなか難しいですが、孤独な勉強は辛いです……今はSNSもあるし、アプリもあります(私もスタディープラス使ってます)
違う分野の人とでも、目標に向かって頑張ってる という姿勢は同じなので共有出来ることもあるんじゃないかな、と
モチベーションの維持は、とっても大事です


以下、私個人の学習法と問題の解き方です
参考には……しない方が良いかも…どうかな……(何

◆統計は捨てる
元々壊滅的に数字に弱く、去年は「●年度の●率は●%」みたいな問題は早々に全て捨てることにしました
厚生労働白書から引用される問題が多いですが、これを新たに頭に入れるよりはもっと確実に点が取れるものを採るべきだと思ったからです
統計は一教科に1~2、3問出る場合があり、2、3点捨てるのは勿体無い&かなりの賭けですが、逆に言えば「残りの問題を確実に取れればOK」ということでもあります
「0点の教科がなければ大丈夫」という点も加味し、数字が苦手な方は試してみるのも手かもしれません
正直、あまりおすすめはしません……が、大きな変動がない事柄もあるので(精神科入院患者にいちばん多い疾患 など…)、場合によっては正答出来ることもあります

◆完全に頭に入ってることは今更まとめない
自信があるなら、まとめる必要はありません
ノートの無駄も省けます
ただ、人間はすぐ忘れる生き物なので…少しでも不安ならまとめるべきです
間違える傾向が強いワードなどはしつこいくらいマーカー引き、付箋を貼るなどして目を引くようにしておいてください!その知識が当たり前に自分の物になる感覚が身に付いていくと思います

*物凄く細かいことですが…在学中に「罫線なしのノートに書き込むと効率が良い」と教わったことがあります
この話を聞いてから学生時代は罫線なしのルーズリーフを使用してました、余白の使い方が自由過ぎて使いやすさは抜群です!が、完全に好みの話なので参考までに…

◆事例はバイスティックの7原則で解く
これで十分 という訳ではないですが、概ね解けると思います
事例はどちらの教科でも配点が多いので、稼げるポイントです
迷ったら一度福祉の専門という概念を捨て、一般常識で考えると解けることも…←事例だけでなく、権利擁護辺りでも役に立ちます
ただし、援助技術について(特にアプローチ法)はほぼオールパーフェクト(せめて7割!ヤマを張るのは危険!)で覚えておくことをおすすめします

◆人物名とその功績
私の場合、学校に通っていたのがはるか昔の話なので、学習したことがない人物名が数多く、「誰だよそれ」ってケースがとても多かったです(失礼)
リッチモンドさんとかニィリエさんとかは功績も含めて何も見なくても答えられるレベルじゃないと厳しいですが、そうじゃない場合…去年の問題だとオヘイガンさんとか、そういう知識は改めて頭に叩き込む必要があります
はるか昔の過去問から出題されることも多いので、どマイナーな人物でも一度は拾っておくことをおすすめします
特に援助技術のアプローチ法は組み合わせを変えて何度も何度も出題されてるので、必ず押さえるように…

◆専門科目受験する場合でも共通科目をさらっておく
過去問解いてたら、明らかに精神の専門科目じゃない問題が出てきました
同時受験する場合も加味した出題なのかな?幾ら専門科目受験でもそれだけの知識じゃ駄目なんだなーと思い知らされました
これは逆のパターンでも然りです
社福はずっとこの傾向ありましたけどね…何しろ精神受験するのが約10年振りくらいなのでOTL
無知ですみませんOTL

◆テキストの使い分け
テキストにお金をかけたくない人は多いと思います、私もそうです
去年の社福受験の折、私は過去問解説集とワークブックの2つを使いました
前半はまとめ・後半は過去問 と、時間も完全に分けました
今回も、テキストは過去問解説集と専門科目キーワード集のみ
↑これを購入する前にネットでテキストを一つ購入したのですが、合わなくて使うのをやめました
自分に合うテキスト、これとっても大事です!!どこの出版社のものであってもOKですが、自分の肌に合わないものは全然意味無いです
紙媒体に拘る必要もありません、今はアプリも過去問の解説サイトなんかも沢山あります

*在学中に脅しをかけてきた社会保障論(旧カリ名)の専任教師が、「本一冊の知識は精々3割程度しか頭に入らない」と言ってました
テキストAの知識もテキストBの知識も精々3割しか入らない、しかしAB2つ合わせれば6割になる…ということらしい(多分こんな解釈だったはず)
これが合うかはまた人それぞれでしょう、個人的には2冊ないし3冊以内の方がとっ散らからなくてちょうど良いかと思います

参考までに……社福の時は、中央法規の過去問解説集、テキストはユー●ャンとクエスチョンバンク(年々厚みが増してってる気がする…)のものを使いました
今回は過去問に加え、へるす出版の専門科目キーワードを使ってます

そして、地味に、去年まとめたノートと、在学中の課題(精神疾患とその治療)が役に立っています

◆勉強の進め方
学生当時、社福の専門では公的扶助(旧カリ名)、精神の専門では精神医学(旧カリ名)がいちばん好きで得意でした
勉強を始める時、まずは得意教科からやって自信を取り戻そう!…と思ってましたが、苦手な教科と忘れた知識が膨大で優先順位が変わりましたOTL
共通でいえば社会保障、社会学や社会福祉原論と呼ばれた教科でなるべく点を落とさない&0点を取らないようにするのが先決です
科目免除がない人は、とにかく、とにかく共通科目から、しかも苦手な教科から取り掛かることをおすすめします
まとめが終わったら、解放感が半端ないことでしょう笑

私は上記の3教科が特別苦手でしたOTL
特に社会保障は、過去問で2点も取れれば御の字だと思ってました\(^o^)/
数字が苦手なことも苦手意識を強くしていたのでしょう…専任教師のことは結構好きでしたが、この教科は未だに嫌いだし苦手だし、もしまた試験を受けたら0点を取る自信しかありませんOTL
ただ、今の自分にとっては物凄く身近に感じられる制度が沢山あることに気付きました
社会勉強と称して20代で初めて麻疹に罹患したときに傷病手当を受給し、妊娠・出産を経て手当や保険のことを知り、父が亡くなって年金事務所へ赴き手続きを踏みました
学生さんには馴染みが薄くて取っ掛かりにくい教科だと思います、でも社会人で受験する人は、自分や家族に照らし合わせてみれば特別難しいこともないかもしれません



ここからはかなりぶっちゃけますが、最低限押さえておくべきポイントです(真に受けると危険かもしれません\(^o^)/)

共通科目は
医学→疾患(特に認知症)とリハビリ
心理学→知覚と心理検査
社会理論→歴史、人物名と功績
現代社会→〃
地域福祉→社協
財政→各種福祉計画
社会保障→年金、医療保険、各種手当
障害者福祉→総合支援法
低所得→生活保護法
保健医療サービス→病院の概要
権利擁護→成年後見制度

社福の専門は
社会調査→各種調査の長所と短所
援助技術→バイスティック
組織・経営→経営戦略、リーダーシップ論
児童→各種手当て
高齢者→後期高齢者医療制度、介護保険
就労・更正保護→何とかなる()
↑この2つは新カリなので、学校では少しも学んでません

精神の専門は
精神疾患→特に認知症とシゾ、薬と副作用
課題と支援→歴史
援助技術→バイスティック
制度サービス、生活支援システム→現行法

これだけ押さえてれば3割は固いと思います
残りは苦手な教科や分野を底上げするのみ!



最後に
恩師からはずっと「勉強すれば受かるよ」という言葉を賜っていました
これは本当にその通りでした
どんな勉強法が合うか、どんなテキストが合うかはその人それぞれです
それは自分で捜していくしかありません

それと、これは持論ですが、頑張らないこと
継続するという努力は必要ですが、必要以上に頑張ることはありません
何より、よく眠ることと食事を摂ることが大事ですしね
結膜炎や妊娠による悪阻、試験前日()の胃腸炎や睡眠不足でモチベーションも絶え過去何度も試験前に体調を崩している私が言えたことじゃありませんが(沈)

次回の試験は日程が一週間くらいずれましたね
そこに心の余裕を持ちつつ()、合格目指して頑張りましょう(*´-`)

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年度末

さてさて、明日から4月ですね
なのに昨日どっさり雪が降りました
一体何の仕打ちでしょうか…北国クオリティ(^w^)


3月は、良いことも悪いこともありました
良いことのウエイトの方が大きくて、悪いことも最悪な結果にはならず、ほっと胸を撫で下ろしています

その「良いこと」の一つ
足掛け●年かかりましたが、今年漸く国家試験に合格しました
父が存命のうちに合格証書を見せられなかったことは悔やまれますが、空の上から見てくれてることでしょう……
資格生かして、自分自身にもっともっと箔を付けられたらと思っています
旦那には「もう一つの方も来年受けちゃえ」とハッパをかけられ、正直な話もう勉強なんてしたくないのですが(OTL)脳みそが柔らかいうちに受験しようかと考えています



創作も順調、かな
小説は178頁(♡)を踏破し、漫画はとうとう200頁を超えました
正直、こんなに書けるとは思ってませんでした笑
漫画はルーズリーフにシャーペン書きなので、他の方の綺麗なデジ絵と比べるとなかなか悲惨\(^o^)/そしてペースが遅いOTL
新しいお話も幾つか思い付き、早く形にしたいと思うも体力的にキツく、あまり夜更かしできませんOTL
それでも、書きたいものを書いて感想を頂いて、とても嬉しく思ってます(*´-`)

今年はいよいよ上の娘が年長さんになり、下の娘もプレに通います
私も、もうこんなに暇じゃなくなるかもしれない……
限られた時間の中でですが、それはみんな同じ
バンドも創作も、思いきりやりまっせ!

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「I'm on my way」

「この時間はまだ生きてたよね」
お寺に参詣した際、家族とそんな話をして年が明けたような気がしました

父が逝って一年
自分の中で少し意識の向き方が変わったこと
この正月休みに相変わらず夜遊びを続けていたこと
変わったようで変わらない、そんな年明けだった

沢山の人に出会い、沢山のことを吸収した
新しい刺激が沢山入ってきた

年の暮れに、“絶対に疎遠になるはずがない”と思っていた友達と、約10年振りにまともに顔を見て話が出来ました
多分、学生時代にいちばん私のことをわかってくれていたであろうその友達に、父の訃報を伝えられました
自己満足だけど、どうしても伝えたかった
友達は、静かに話を聞いてくれました

朝方まで、別な友達と語り明かしました
旦那に「友達とこんな話をしたんだ」と伝えると、旦那は友達と同じような言葉を返してくれました
あの道この道、色々あるけれど
詰めていけば大体2つか3つくらいの道に絞られて
その中からいちばん良いと思った方へと進む
結局、決めるのは自分

凝り固まってた自分を赦した
下らないプライドを棄てた
それが出来るようになったのは、少しだけ大人になったから…かな
時間が、赦し、棄てる力をくれた
そんな風に思った


大した力はないけどさ
それでも私が必要なら
出来る限りのことをするよ

私はいつでも素面だからさ笑



連日の寝不足が祟り、体内時計が未だ狂ったままです…いかん、月末には国家試験が控えてますこんなんじゃ駄目だOTL

今年は沢山創作したいです
デコスイーツもアヤシイ小説も漫画も笑
勿論、楽器も弾きまくります♪

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世界の末端で、今年一年を振り返る

父の旅立ちからスタートした今年

沢山のことを学び、沢山のことを知り、沢山の人と語り合いました

白か黒しかなかった自分の世界の中に、ちょっとくらいグレーゾーンがあっても良いんじゃないかと思えるようになりました

辿り着く先は、“感謝”
家族、友達、バンドメンバー
みんながいて、私も存在出来る
そのことに、ただひたすら感謝の気持ちでいっぱいです

頭ん中グッチャグチャになってるときはわけわかんなくなってても
冷静になってみれば結論は驚くほどシンプルで
そこに行き着くには時間が不可欠で
無駄かと思うかもしれないけど実はとても大切なもので
それって時として残酷で、時として有意義
あらゆる選択肢の中で最悪なものしか思い浮かばなかったとしても、今はそれで良いの
暗闇、絶望の中で足掻いてたとしても
苦しいのは自分だけじゃない
這い上がれる強さがあることを思い出して


独りじゃないから

これは欺瞞じゃないから



来年もまた、益々精進していきたく思う所存であります

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一段落

色々ありまして約半年掛かりましたが……

漸く、亡き父の不動産の登記簿処理が終わりました
何だか、これが終わっただけでも心理的にだいぶ肩の荷が降りたような気がします

法律関係ズブズブのド素人がこなそうとすると、ドエラい時間と労力を要しますOTL
参考までに、さらりと概要を書いておきます
いつか、誰かの役に立ちますように



まず、相続人が複数いる場合は代表者を決めなければなりません(役所にその書類を提出します)

その後、司法書士さんのところへ行き、必要書類の確認をします

主に必要なものは、
・故人の死亡の事実がわかる書類(死亡診断書、除籍謄本)
・故人の住民票
・故人の改製原戸籍(故人の生まれてから死ぬまでの一切が記載されているもの)
・故人の所有している土地不動産がわかる書類
・故人との相続関係がわかる書類
・相続人全員分←ここ重要!の戸籍謄本

主にこれくらいです

書類は全て有料ですが、名寄帳(なよせちょう)は無料で発行してくれる自治体もあります
また、複写不可な場合もあるので2~3通余分に貰っておくと良いと思います
ただし、必要以上に取りすぎると無駄にお金かかるので注意!役所の人からも「そんなに要りますか(^^;??」と云われる可能性があります(実体験です笑)
書類は使い回せるので一通で十分なものもあります、詳しくは役所や司法書士さんにお尋ねください(私は先に役所に行ってしまったので無駄にお金かかりましたOTL)


改製原戸籍について…
これは故人の戸籍の流れを知れる興味深い書類です……が、もし故人が本籍を転々としていた場合、その全ての本籍地から書類を貰わなければなりません
現住所の役所で改製原戸籍を貰って、窓口の人に「あ、隣町にもあるみたいですね」と教えてもらい、司法書士さんに聞いて、隣町に連絡して、小為替用意して故人と自分の書類送って、改製原送って貰って……
これ、脚色無しで超絶面倒臭いですOTL OTL(うちの場合は現住所と隣町の2ヶ所でしたが、これだけでも結構面倒でした)

それから、有効期限がある書類もあるので注意です
例えば、住民票は3ヶ月間とか……場合によっては3ヶ月過ぎてたとしても使えることもあるみたいですが、それはその書類の提出先に確認しなければなりません

必要書類を司法書士さんに託したら、あとは丸投げです
故人の代わりに代筆しなければならない書類もあるので、司法書士さんと連絡取り合ってサインと押印しましょう



司法書士さんへ支払う金額ですが、思っていたより安かったな、という印象です
事前に見積りしてくれるので、どれくらいかかるものなのかお尋ねしても良いと思います
概算だけでもわかっていれば、何となく安心しますしね
正直、「この程度で済むならやっぱりお任せして良かった」というのが本音です

先日司法書士さんから書類が届いて、心からほっとしました
相続人は私一人なので、血縁者と揉めることが無かったのはほんとに助かりました
ちょこっと粋な計らいをしてくださった司法書士さんに感謝しています

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