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箱庭傀儡-ハコニワダミィ-

こんにちは,壱といいます. 主食はB'zとFACTとキングダムハーツ!ライヴレポと,仕事(葬儀関係)についてがメインです.狭い処ですが、どうぞごゆるりと‥‥

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  • 03/29/19:50

今年もじゅけんせいです

今年、無事国家試験に合格したのですが、来年また受験することにしました
只今鋭意試験勉強中です
去年から勉強してて思うことが沢山あるので、ここに書き留めておきます



今年受かったのは、社会福祉士国家試験
来年受験するのは、精神保健福祉士国家試験
社会福祉士は結構知られてるかもしれないけど、精神保健福祉士は知らない人の方が多いかも
社会福祉士の時にだいぶお世話になったユー●ャンのテキストも発行されてないし、そもそもテキスト自体が本屋さんに全然置いてないし、そのことを義母に愚痴ったら「精神てちょっとマニアックだもんね~笑」と…(^^;
確かにマニアックというかマイナーな国家資格かもしれません、私もそう思います(真顔)

社会福祉士とは分野が被るところがあるので試験日も被っており、同時受験する人も沢山います
それぞれの専門科目とそれぞれに共通する科目があり、一日目に精神保健福祉士の専門科目→二日目午前に共通科目、午後に社会福祉士の専門科目
精神保健福祉士を受験する人は二日間に渡っての試験になります…が、社会福祉士(または精神保健福祉士)の資格を有する者が精神保健福祉士(または社会福祉士)を受験する場合、共通科目が免除になります

この2つの試験の肝は、件の「共通科目」です
科目数11、範囲もめちゃくちゃ広く、「どの生徒も一番苦手とする教科」として在学中に散々専任講師に脅された「社会保障」という科目が受験生を苦しめます……新カリで追加された更正保護よりも鬼畜です(あくまで主観)

この度社会福祉士を名乗れるようになった私も共通科目が免除となるので、今回の試験勉強は精神的にだいぶ楽です…先にどちらかの試験に受かってからもう一つを受ける、って人も多いんじゃないかな
勿論、「全部一遍に終わらせてやる」という気概がある方も沢山いるでしょうし、私の友人にも一発でどちらも合格した強者が何人かいます
どちらが良いかは個々人で違いますし、人それぞれですね
受験料が値上がりしてるので(同時受験する場合、諭吉さんが3人いなくなりますOTL)、その辺も考慮すべき点……


ドロップアウトした経験のある私が言うのも何ですが、今後社福なり精神なりを受験する人へ、「これだけは絶対譲るな」というポイントをだらだら羅列します
そんなの当たり前じゃん、ってことも書いてるかもしれませんが、それだけ重要だと思って頂ければ……因みに私は子持ちの専業主婦ですが、全く違う環境下の方でも活かせると思います(自信はありませんOTL)


◆過去問を解きまくる
どこのサイトにも必ず書かれてることです
過去問をやらずしての受験はダメ、ゼッタイ
テキストは3年分まとめてるものが多いですが、かなり過去の問題文が丸々出題されることもあります
何年分やるかは個人の自由!そして、間違えた問題はどこをどう間違えたのかを必ずまとめること
何度も間違える問題は特に!

◆まとめノートを作る
「自分の言葉で、簡潔に」まとめるのがおすすめです、キーワードをピックアップすることで頭にも入りやすいです
テキストに書いてあることを一言一句漏らさず全て記載する必要はありません(ただし、条文は除く→違う単語を嵌めてるケースがあるので、冒頭部分につられて誤答する可能性があります)
ながら学習の為に、赤シートを使えるように作ると尚良いです
単語帳が合う人はそちらでも良いと思います(恩師は運転中、信号待ちで単語帳捲ってたそうです\(^o^)/)

◆勉強しない日を作らない
在学中に教師に言われたことで、未だに心に残っています
毎日継続すると吸収率が全然違います
「あーこれどっかで見たなぁ、この前やったなぁ」という感覚が大事かな、と
ここで重要なのは、「一日に何時間も勉強する必要は無い」ということ
自分の集中力と相談しながら、で十分です

◆一緒に勉強する仲間を作る
これも在学中に教師に言われました
社会人になるとなかなか難しいですが、孤独な勉強は辛いです……今はSNSもあるし、アプリもあります(私もスタディープラス使ってます)
違う分野の人とでも、目標に向かって頑張ってる という姿勢は同じなので共有出来ることもあるんじゃないかな、と
モチベーションの維持は、とっても大事です


以下、私個人の学習法と問題の解き方です
参考には……しない方が良いかも…どうかな……(何

◆統計は捨てる
元々壊滅的に数字に弱く、去年は「●年度の●率は●%」みたいな問題は早々に全て捨てることにしました
厚生労働白書から引用される問題が多いですが、これを新たに頭に入れるよりはもっと確実に点が取れるものを採るべきだと思ったからです
統計は一教科に1~2、3問出る場合があり、2、3点捨てるのは勿体無い&かなりの賭けですが、逆に言えば「残りの問題を確実に取れればOK」ということでもあります
「0点の教科がなければ大丈夫」という点も加味し、数字が苦手な方は試してみるのも手かもしれません
正直、あまりおすすめはしません……が、大きな変動がない事柄もあるので(精神科入院患者にいちばん多い疾患 など…)、場合によっては正答出来ることもあります

◆完全に頭に入ってることは今更まとめない
自信があるなら、まとめる必要はありません
ノートの無駄も省けます
ただ、人間はすぐ忘れる生き物なので…少しでも不安ならまとめるべきです
間違える傾向が強いワードなどはしつこいくらいマーカー引き、付箋を貼るなどして目を引くようにしておいてください!その知識が当たり前に自分の物になる感覚が身に付いていくと思います

*物凄く細かいことですが…在学中に「罫線なしのノートに書き込むと効率が良い」と教わったことがあります
この話を聞いてから学生時代は罫線なしのルーズリーフを使用してました、余白の使い方が自由過ぎて使いやすさは抜群です!が、完全に好みの話なので参考までに…

◆事例はバイスティックの7原則で解く
これで十分 という訳ではないですが、概ね解けると思います
事例はどちらの教科でも配点が多いので、稼げるポイントです
迷ったら一度福祉の専門という概念を捨て、一般常識で考えると解けることも…←事例だけでなく、権利擁護辺りでも役に立ちます
ただし、援助技術について(特にアプローチ法)はほぼオールパーフェクト(せめて7割!ヤマを張るのは危険!)で覚えておくことをおすすめします

◆人物名とその功績
私の場合、学校に通っていたのがはるか昔の話なので、学習したことがない人物名が数多く、「誰だよそれ」ってケースがとても多かったです(失礼)
リッチモンドさんとかニィリエさんとかは功績も含めて何も見なくても答えられるレベルじゃないと厳しいですが、そうじゃない場合…去年の問題だとオヘイガンさんとか、そういう知識は改めて頭に叩き込む必要があります
はるか昔の過去問から出題されることも多いので、どマイナーな人物でも一度は拾っておくことをおすすめします
特に援助技術のアプローチ法は組み合わせを変えて何度も何度も出題されてるので、必ず押さえるように…

◆専門科目受験する場合でも共通科目をさらっておく
過去問解いてたら、明らかに精神の専門科目じゃない問題が出てきました
同時受験する場合も加味した出題なのかな?幾ら専門科目受験でもそれだけの知識じゃ駄目なんだなーと思い知らされました
これは逆のパターンでも然りです
社福はずっとこの傾向ありましたけどね…何しろ精神受験するのが約10年振りくらいなのでOTL
無知ですみませんOTL

◆テキストの使い分け
テキストにお金をかけたくない人は多いと思います、私もそうです
去年の社福受験の折、私は過去問解説集とワークブックの2つを使いました
前半はまとめ・後半は過去問 と、時間も完全に分けました
今回も、テキストは過去問解説集と専門科目キーワード集のみ
↑これを購入する前にネットでテキストを一つ購入したのですが、合わなくて使うのをやめました
自分に合うテキスト、これとっても大事です!!どこの出版社のものであってもOKですが、自分の肌に合わないものは全然意味無いです
紙媒体に拘る必要もありません、今はアプリも過去問の解説サイトなんかも沢山あります

*在学中に脅しをかけてきた社会保障論(旧カリ名)の専任教師が、「本一冊の知識は精々3割程度しか頭に入らない」と言ってました
テキストAの知識もテキストBの知識も精々3割しか入らない、しかしAB2つ合わせれば6割になる…ということらしい(多分こんな解釈だったはず)
これが合うかはまた人それぞれでしょう、個人的には2冊ないし3冊以内の方がとっ散らからなくてちょうど良いかと思います

参考までに……社福の時は、中央法規の過去問解説集、テキストはユー●ャンとクエスチョンバンク(年々厚みが増してってる気がする…)のものを使いました
今回は過去問に加え、へるす出版の専門科目キーワードを使ってます

そして、地味に、去年まとめたノートと、在学中の課題(精神疾患とその治療)が役に立っています

◆勉強の進め方
学生当時、社福の専門では公的扶助(旧カリ名)、精神の専門では精神医学(旧カリ名)がいちばん好きで得意でした
勉強を始める時、まずは得意教科からやって自信を取り戻そう!…と思ってましたが、苦手な教科と忘れた知識が膨大で優先順位が変わりましたOTL
共通でいえば社会保障、社会学や社会福祉原論と呼ばれた教科でなるべく点を落とさない&0点を取らないようにするのが先決です
科目免除がない人は、とにかく、とにかく共通科目から、しかも苦手な教科から取り掛かることをおすすめします
まとめが終わったら、解放感が半端ないことでしょう笑

私は上記の3教科が特別苦手でしたOTL
特に社会保障は、過去問で2点も取れれば御の字だと思ってました\(^o^)/
数字が苦手なことも苦手意識を強くしていたのでしょう…専任教師のことは結構好きでしたが、この教科は未だに嫌いだし苦手だし、もしまた試験を受けたら0点を取る自信しかありませんOTL
ただ、今の自分にとっては物凄く身近に感じられる制度が沢山あることに気付きました
社会勉強と称して20代で初めて麻疹に罹患したときに傷病手当を受給し、妊娠・出産を経て手当や保険のことを知り、父が亡くなって年金事務所へ赴き手続きを踏みました
学生さんには馴染みが薄くて取っ掛かりにくい教科だと思います、でも社会人で受験する人は、自分や家族に照らし合わせてみれば特別難しいこともないかもしれません



ここからはかなりぶっちゃけますが、最低限押さえておくべきポイントです(真に受けると危険かもしれません\(^o^)/)

共通科目は
医学→疾患(特に認知症)とリハビリ
心理学→知覚と心理検査
社会理論→歴史、人物名と功績
現代社会→〃
地域福祉→社協
財政→各種福祉計画
社会保障→年金、医療保険、各種手当
障害者福祉→総合支援法
低所得→生活保護法
保健医療サービス→病院の概要
権利擁護→成年後見制度

社福の専門は
社会調査→各種調査の長所と短所
援助技術→バイスティック
組織・経営→経営戦略、リーダーシップ論
児童→各種手当て
高齢者→後期高齢者医療制度、介護保険
就労・更正保護→何とかなる()
↑この2つは新カリなので、学校では少しも学んでません

精神の専門は
精神疾患→特に認知症とシゾ、薬と副作用
課題と支援→歴史
援助技術→バイスティック
制度サービス、生活支援システム→現行法

これだけ押さえてれば3割は固いと思います
残りは苦手な教科や分野を底上げするのみ!



最後に
恩師からはずっと「勉強すれば受かるよ」という言葉を賜っていました
これは本当にその通りでした
どんな勉強法が合うか、どんなテキストが合うかはその人それぞれです
それは自分で捜していくしかありません

それと、これは持論ですが、頑張らないこと
継続するという努力は必要ですが、必要以上に頑張ることはありません
何より、よく眠ることと食事を摂ることが大事ですしね
結膜炎や妊娠による悪阻、試験前日()の胃腸炎や睡眠不足でモチベーションも絶え過去何度も試験前に体調を崩している私が言えたことじゃありませんが(沈)

次回の試験は日程が一週間くらいずれましたね
そこに心の余裕を持ちつつ()、合格目指して頑張りましょう(*´-`)

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