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おやすみなさい
先月亡くなった同級生の弔問に、先生と一緒に行きました
お母さんが出迎えてくれ、お線香あげてきました
彼は、御両親に自分のことをあまり話していないようで、お母さんが学校での様子を聞きたがっていると事前に聞いていました
私はあまり多くの思い出を共有出来なかったけれど、私が知っている限りのことをお話しました
在学中の写真を見せて頂いたのですが、やっぱり、いつも見ていたはにかみ笑顔が沢山
私も写真を持参していたので、これはあの時の、この時の、と色々話しました
私は彼とお話する機会は少なかったけれど、訃報を聞いてから振り返ってみると、共通点がこれでもかってくらいいっぱい見つかりました
服の好みも音楽の好みも、絵を描くのが好きだってことも、なかなか人生上手くいかなくて落ち込んだり焦ったり、自分はこの世に必要とされているのかと考え込んだり、両親に心配かけたくないからと必要以上に自分の心を隠してしまったり、自分が経験してきた辛い思いがあるから福祉の仕事を志したことも
今日初めて聞いたけど、京都や抹茶が大好きだってことも
私が今日着ていたジャケットを見て、お母さんが「息子もこういう感じの服好きだなーと思ってたの」と
お気に入りの靴も、私が持ってるものと同じメーカーのものでした
お母さんから話を聞いて、ほんとに、ほんとに共通項が沢山あったんだなって
もっと仲良くなれた筈だったのになって
だからといってこの結末が変えられたかどうかはわからないけど、ほんとはもっともっと仲良くしたかった
それができなくて、もう叶うこともなくて、ただ悔しいやら哀しいやら切ないやらただひたすらやりきれない
御両親の愛情を沢山貰っていたんだと思います
訃報を知らせてくれた友達が云ってたけど、きっとみんな彼のことが好きでした
決して一人ではなかった、ということをお伝えして、帰宅しました
もう、苦しんだり、悩んだりしなくて良いんだからね
ゆっくり休んで下さい
R.I.P
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